＜中国食品＞韓国公使急死で不信感煽る海外メディアを非難―中国

2007年8月10日、中国衛生部の毛群安報道官は、韓国の黄正一公使の急死に関連し、死亡原因の解明が終わらぬうちに、海外の多くのメディアが中国の食品や薬品のずさんな管理が原因であるかのように報道していることを非難した。

先月29日、同公使は腹痛を訴え北京市内の病院で抗生物質の投与を受けた際に呼吸困難を起こし死亡した。韓国メディアはカルシウムを含む薬品と抗生物質の同時投与により血栓ができたとも報じた。現在、警察当局と韓国大使館などによる調査が行われており、結論はまだ出ていない。

しかし、多くの海外メディアは、前夜に食べたサンドイッチあるいは病院で投与された抗生物質の点滴の品質に問題があったとする憶測だけの報道で、このところ続く中国の食品や薬品への不信感を無責任に煽っていると非難した。（翻訳・編集/WF）