中国人と何が違う?日本人の長寿の秘訣―中国メディア

Record China    2018年5月19日(土) 12時40分

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16日、生命時報は、日本人の長寿の秘訣(ひけつ)について分析する記事を掲載した。資料写真。

2018年5月16日、生命時報は、日本人の長寿の秘訣(ひけつ)について分析する記事を掲載した。

記事は、「厚生労働省の発表したデータによると、日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳となり、前回調査よりさらに上がった」と紹介。長寿の理由の一つとして「経済的なゆとり」を挙げた。「日本では多くの人の収入レベルが同一で、日本企業では年功序列、終身雇用制度を採用しているため、大きな問題がなければ退職時には高額の退職金を得ることができる」とし、「経済的な圧力がないので日本の高齢者はより健康管理に注意を払うことができる」「日本は医療レベルも高いので、病気になっても良い治療を得られることも長寿な人が増えている理由だ」と論じた。

別の理由として「生活習慣」も挙げた。「日本では温泉に入ることが保養のためだけでなく、精神的な需要を満たしている」と分析。「40度以上のお湯に20分ほど浸かることが多くの日本人の習慣となっており、疲労やストレス解消に役立っている」と解説した。

さらに「食習慣」も長寿に寄与していると指摘する。「日本料理は量が少なく味も薄めで、おかずの種類が多い。毎回の食事で肉や魚、野菜、卵、米を摂取することは栄養バランスをとるのに役立っている」とし、「日本人の味付けは、主に醤油、みりん、かつおだしの3種類で、塩や油が少ないことも心臓や体によい」「旬のものを食べる習慣や、中華料理と違って最大限食材の鮮度と本来の味を保っていることも関係している」などと紹介した。

他にも、「健康診断を重視していること」も理由として挙げ、「日本では学齢期前の子どもは毎年無料の健康診断がある。学校にあがると毎年学校での健康診断があり、会社に入ると会社で年に1度の健康診断がある。退職後も年に1度の健康診断を受けられる」と紹介。こうした要素が日本人の長寿につながっていると分析した。(翻訳・編集/山中)

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