日本のホテルに100回泊まった私が見つけた秘密―中国コラム

Record China    2018年6月2日(土) 22時0分

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5月31日、中国のポータルサイト・捜狐に、「日本のホテルに100回泊まった私が見つけた秘密」と題したコラムが掲載された。コラムは日本のホテルの優れた点をつづっている。資料写真。

2018年5月31日、中国のポータルサイト・捜狐に、「日本のホテルに100回泊まった私が見つけた秘密」と題したコラムが掲載された。コラムは日本のホテルの優れた点をつづっている。以下はその概要。

日本の住宅は中国と比べると全体的に狭く、当然一般的なビジネスホテルはあまり広くはない。ただ、広さはないが、細やかさは随所に散らばっている。

中国のホテルだと、テレビ台と化粧台が別々のケースが一般的だが、日本だと一体になっているのが一般的。日本のホテルの化粧台は多機能で、テレビ台のみならず、ケトルを置くスペースのほか、備品を収納する棚も下部に置かれている。少し長めの台のためご飯を食べる際にテーブルとしても使用でき、一つで何役もこなしている。この多機能の化粧台は私たちの生活にも応用できる。考え方としては、化粧台にPCを置けるスペースと足元のスペースに収納棚を設置するといった具合だ。

最近、日本に限らず中国でもガラス張りのホテルが増えたように感じる。のぞかれている気がして落ち着かないこともあるが、ガラスにすることで閉塞感がなく部屋全体が広く感じるといった効果がある。

日本のホテルでは化粧台や浴室に大きな鏡が設置されていることがある。これもガラスと同じように反射することで部屋を広く見せる効果と、姿見の役割も果たしている。

日本のホテルではバスルームでもスペースを有効活用した工夫を目にすることができる。トイレに入る際、狭い空間だとトイレットペーパーホルダーの存在も気になるが、日本では壁をくりぬきホルダーをはめ込んでいるケースがある。さらに、シャワールームでは、壁の角を利用し三角形のコーナーラックが設置されていることがある。これは手が届く場所に物を置けるだけでなく、空いているスペースを有効に活用することにもつながっている。

また、これは日本と中国のホテルに共通することだが、室内は基本的に色を統一している。これは複数の色があると空間が切り取られたように感じ、その結果狭く感じてしまうこともあるからだ。ホテルに泊まった際は、自宅でも応用できる工夫がないか観察してみると面白いかもしれない。(翻訳・編集/内山)

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