中国人はなぜマイケル・ジャクソンにこれほど夢中なのか―米紙

Record China    2009年10月31日(土) 14時37分

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28日、中国人はなぜマイケル・ジャクソンにこれほど夢中なのか、と題した記事が米ミネソタ州の地元紙に掲載された。写真は25日、湖北省武漢市に集まった約100人のマイケルファン。

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2009年10月28日、中国人はなぜマイケル・ジャクソンにこれほど夢中なのか、と題した記事が米ミネソタ州の地元紙に掲載された。30日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、28日に北京で行われたマイケルの記念映画のプレミア試写会では、マイケルに扮した約60人の熱狂的なファンが路上でパフォーマンスを展開。上海広州など複数の都市でも似たようなイベントが開かれた。では、なぜ中国人はこれほどまでにマイケルを崇拝しているのだろうか?

中国人が初めてマイケルの歌と出会ったのは、改革開放が始まったばかりの80年代。それは今まで聞いたこともない全く新しい音楽で、おしゃれな若者を中心に瞬く間に一大ブームを巻き起こした。中国でファンクラブを運営する張瑞(ジャン・ルイ)さんは、「マイケルは様々な年齢層の中国人ミュージシャンに多大な影響を与えた」と語る。中国の音楽シーンでは、マイケルの影響を受けたと思われる楽曲がいまだ多数存在するという。

「マイケルは純粋な人。複雑な社会に身を置きながらも、常に綺麗な心を持ち続けていた」と張さん。中国のファンも児童虐待などのマイナス報道は全く気にしていない様子。「マイケルの音楽に耳を傾けてみて。そうすれば汚れのない真っ直ぐな気持ちが分かる。マイケルは世界を救おうとしていた」とは別のファン。マイケルは亡くなったことによって、中国での人気をさらに高めたようだ。(翻訳・編集/NN)

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