「日本はなぜ謝罪しない?」韓国の慰安婦歴史館を訪れた外国人たちが涙=韓国ネットから反省の声も

Record China    2018年5月7日(月) 19時10分

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6日、韓国メディアによると、外国人のソウル旅行の様子を伝える韓国OLIVE TVのバラエティ番組「ソウルメイト」に出演したニュージーランド人の母娘が韓国の慰安婦の歴史を学んだ。資料写真。

2018年5月6日、韓国・オーセンによると、外国人のソウル旅行の様子を伝える韓国OLIVE TVのバラエティ番組「ソウルメイト」に出演したニュージーランド人の母娘が韓国の慰安婦の歴史を学んだ。

記事によると、5日に放送された同番組では、ニュージーランドから来た母娘が韓国の慰安婦歴史博物館を訪れた。博物館には、多くが14〜19歳だった日本植民地時代の慰安婦少女らの写真と日本軍の蛮行が記された日記などが歴史的証拠として保管されているという。2人はガイドの説明を聞きながらそれらを見て回った。

2人は特に、元慰安婦らが日本軍の蛮行を暴露し「私が証拠だ」と叫ぶ映像に興味深く見入っていたという。また、元慰安婦らが日本から満足のいく謝罪を受けられずにいることを知り、深く同情。慰安婦少女像と一緒に写真も撮ったという。

2人はインタービューに対し「韓国文化を学べて感謝している。韓国を訪れる上で非常に重要な部分を学ぶことができ、悲しいが意味のある時間だった。すべての人に訪問するよう勧めたい」と感想を述べたという。

また、2人は博物館2階にある追悼館でも目頭を熱くさせ「実際の顔を見た方がより胸に刺さる」とし、「日本はなぜ謝罪をしないのか。心からの謝罪をしていれば。認めさえしていれば…」と悔しそうに語ったという。

これに対し、韓国人出演者らは「とても悲しく、深く反省させられた。観光地をめぐったりショッピングをしたりしたいだろうに、旅行初日から意味ある場所を訪問したことは立派。そして申し訳ない」などとコメントし、涙を流したという。

このニュースは韓国のネット上で話題を集めており、コメントには「うそをやめて(元慰安婦の)おばあさんらに心から謝罪して」「おばあさんらの傷を少しでも癒してほしい」「生きた証拠がなくなる日を待っているの?1人でも被害者が生きているうちに謝罪して」など日本に謝罪を求める声が相次いでいる。また、「日本は謝罪はおろか慰安婦像を撤去しようしている」と批判する声も。

さらに、「外国人の方が慰安婦の歴史と真剣に向き合っているようだ」「韓国人の中にはその博物館の存在を知らない人も多い」「韓国人出演者は誰も博物館について知らなかったし、放送では2人の他に訪問客がいなかった」と反省する声も見られた。

そのほか、「韓国が弱いから日本に無視される。経済でも国防でも日本より強くならないと!」「事実を広めさえすれば世界中が共感してくれる。そうすれば謝罪の日も近くなる」などと主張する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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