Record China 2018年5月25日(金) 16時30分
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韓国の政治家がテレビ番組に出演した際に中国人を侮辱する発言をした。市民団体からテレビ局の責任を問う声が上がっている。資料写真。
2018年5月25日、環球時報によると、韓国の政治家がテレビ番組に出演した際に中国人を侮辱する発言をした。市民団体からテレビ局の責任を問う声が上がっている。
問題となっているのは、元国会議員の政治家・車明進(チャ・ミョンジン)氏。2017年12月15日、ニュース専門のケーブルテレビ局・MBNテレビの番組にゲストとして出演した際、中国人を「汚いやつら」と呼び、物議を醸した。
放送番組の審査を行っている放送通信審議委員会(KCSC)は会議を開き、MBNテレビに対して問責すべきか検討したものの「問題なし」で全会一致。その根拠は、番組司会者が発言を制止し、元議員もすぐに謝罪したからというもの。テレビ局側は元議員の番組出演を当面取りやめるなどの対応を取ったという。
言論権力に対する監視を行っている市民団体・民主言論市民連合は23日に集会を開催。放送通信審議委員会の決定について、参加者の多くは「警告処分にすべきだ」との見方を示した。
参加者からは、「元議員の発した言葉は中国人に対する明らかな人種差別」との声や、「元議員は以前から問題発言が多く、テレビ局はゲスト選びをもっと慎重にすべき」などの声が聞かれたという。
環球時報は「韓国の政治家が中国を公然と侮辱するのはこれが初めてではない」と指摘。2016年7月には、自由韓国党所属の元議員がJTBCテレビの番組で「中国はつい20年前まで11億人の乞食国家だった」と口にして司会者から発言を止められたという。(翻訳・編集/岡田)
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