Record China 2018年6月3日(日) 12時20分
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2日、韓国・SBSによると、トランプ米大統領が米朝首脳会談の開催と朝鮮半島の終戦宣言に言及した。これにより、シンガポールで米・韓・朝の首脳会談が別途開かれる可能性がささやかれている。資料写真。
2018年6月2日、韓国・SBSによると、トランプ米大統領が米朝首脳会談の開催と朝鮮半島の終戦宣言に言及した。これにより、シンガポールで米・韓・朝の首脳会談が別途開かれる可能性がささやかれている。
米朝首脳会談調整のために先月30日から米国を訪れていた北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長との会談を終え、トランプ大統領は米朝首脳会談を当初の予定通り6月12日に開催することを明らかにした。
トランプ大統領は「(北朝鮮との)ビッグディールがある」と述べ、北朝鮮との非核化に関連して大きな枠組みのやりとりがあることを予告。金英哲副委員長から伝達された金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の親書の核心である非核化の内容も肯定的に評価した。
さらにトランプ大統領は「終戦宣言をすることもある」とし、「金副委員長と戦争終結案を議論した。約70年もたった最も古い戦争だ」と終戦宣言にも言及した。
トランプ大統領の発言を受け米国メディアは、米朝首脳会談が核放棄の問題から平和への協議へ劇的に方向を変えると分析している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「何も決まってないのに最初から終戦宣言をするのはよくない」「終戦宣言が出たら、何がどう変わるんだろう」「北朝鮮は本当に核を放棄するのか」など、終戦宣言に言及するのは時期尚早とする意見がみられた。
一方で、「ぜひ終戦宣言をして、南北で自由に行き来できるようにしてほしい」と、終戦宣言を歓迎する意見も寄せられた。
また、「韓国国民も生きていくのに精一杯なのに、これで北朝鮮の支援までしないといけなくなったら一体どうなるんだ?」と、終戦宣言が出た後の経済支援に言及する声もみられた。
その他に、「最近北朝鮮が平和路線に切り替えたのは何かおかしい」と北朝鮮の行動への疑念の声もあった。(翻訳・編集/三田)
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