フィリピンに「ここは中国の一部」の横断幕、中国大使が不快感―中国紙

Record China    2018年7月19日(木) 9時20分

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17日、「フィリピンは中国の一部」とする横断幕が出現した問題に対し、中国の駐フィリピン大使は「フィリピンはこれまでも、この先も中国の一つの省になることはない」と述べた。資料写真。

2018年7月17日、「フィリピンは中国の一部」とする横断幕が出現した問題に対し、中国の趙鑑華(ジャオ・ジエンホア)駐フィリピン大使は「フィリピンはこれまでも、この先も中国の一つの省になることはない」と述べた。環球時報が18日付で伝えた。

問題の横断幕は、南シナ海仲裁裁定から丸2年となる今月12日ごろ、フィリピンの首都マニラの複数の歩道橋に掲げられた。赤い布に英語と中国語で「中国のフィリピン省にようこそ」と記され、さらに中国国旗も印刷されていたという。

趙大使はこの問題を「中国とフィリピンの関係、そしてドゥテルテ政権の外交政策に対する悪質な攻撃」と批判。記事は、ドゥテルテ大統領が17日、「中国が援助と引き換えにフィリピンに領土放棄を求めたことはない」と発言したことも伝えている。(翻訳・編集/野谷

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