韓国は世界で最も汚染が深刻な国の一つ―米メディア

Record China    2018年11月16日(金) 5時50分

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13日、CNBCは、韓国が世界で最も大気汚染が深刻な国の仲間入りをしたと報じた。写真はソウル。

2018年11月13日、CNBCは、韓国が世界で最も大気汚染が深刻な国の仲間入りをしたと報じた。

記事は「韓国はすでに、世界で最も汚染が深刻な国の中に入っている。今年の年初から数カ月間の大気汚染は史上最高レベルにまで悪化しており、現在ソウルはすでに、世界で毎日の大気汚染ワースト3大都市の1つになっている。市民の大気汚染への懸念は強まっているが、韓国政府は毎年莫大(ばくだい)な資金をつぎ込んでいる中国政府ほど対策に力を入れていない」と伝えた。

また、経済協力開発機構(OECD)の統計で、現在の大気汚染レベルが続けば、2060年には韓国で900万人が早死にする可能性があるという、同メンバー国中で最悪の予測が出ていると指摘した。

一方で「韓国では多くの人が『中国から汚染物が来た』と主張している。しかし、専門家によれば汚染の大部分は『自前』のものだという」とし、以前に韓国環境部が「微細顆粒物の80%は海外から来ている」と発表したのに対し、専門家からは「中国からは20%程度しか来ていない」との指摘が出たことを紹介した。

さらに、韓国の大気汚染が主に自動車の排気ガスや、建築現場、工場などで発生しており、特に「エネルギー官僚が頑張って開発してきた多くの石炭火力発電所も大きな要因になっている」と指摘。韓国では現在53カ所の石炭火力発電所が稼働しており、今後5年で20カ所建設する見込みだとし、安全問題やスキャンダルによって原子力発電の規模が縮小したこともあり、火力発電が韓国の発電エネルギーの40%を占める状況になっていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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