中国の大手セキュリティーソフト会社会長、札幌の空港で荷物を取り違えた結果…

Record China    2019年2月8日(金) 18時30分

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7日、中国のポータルサイト百度によると、中国のセキュリティーソフトウエア企業・奇虎360の周会長が札幌・新千歳空港で他の中国人客と荷物を取り違えるトラブルを起こした。

2019年2月7日、中国のポータルサイト百度によると、中国のセキュリティーソフトウエア企業・奇虎360の周鴻●(ジョウ・ホンウェイ、●は示+韋)会長が札幌・新千歳空港で他の中国人客と荷物を取り違えるトラブルを起こした。

周会長は7日、羽田発新千歳行きの航空便に搭乗。新千歳空港で預け荷物のトランクを受け取ってホテルに向かい、客室でトランクを開けようと暗証番号を合わせたところ解錠できなかった。そこで、よくありそうな暗証番号を試してみたところ解錠でき、中に女性物の衣服が入っていたことから自分の荷物ではないことに気づいたとしている。

周会長は当時のSNSに「預け荷物のタグから、私と同じ便に乗っていた女性と思われる。誰か心当たりはないだろうか。この女性も私同様慌てていることだろう。私もトランクを交換しなければ、明日のスキーに行く服がない」と書き込み、情報提供を呼びかけた。

書き込みを見たネットユーザーの多くは周会長が当て推量の暗証番号で他人のトランクを解錠できたことに注目。「さすが、周氏はセキュリティー関連業界に携わっている」との意見も多く寄せられた。

その後周会長は無事に取り違えたトランクの持ち主と連絡がついたという。周会長はSNSで「持ち主は、奥さんと娘さんと一緒に旅行に来ていた男性だった」と明かすとともに、自身のトランクが青色だったにもかかわらず、他人の黒いトランクを自分の物と思い込んで持ち去ってしまい、持ち主に面倒をかけてしまったことを告白。「彼らは空港で長いこと待った揚げ句、私の青いトランクを持ち去ることなく空港のカウンターに問い合わせてくれたそうだ。私は色が見えなくなってしまったのか」と反省している。

一方、荷物を取り違えられてしまった持ち主は当初SNSに「この人は色が分からないのか。北海道の雪はふかふかなので、この人には是非外に出る時に一度転んでほしい(笑)」と冗談交じりに不満をこぼしたが、相手が大手セキュリティーソフト会社の会長だと分かると、驚きを示すとともに「外に出る時に彼が転ばないことを願う」と書き込んだ。(翻訳・編集/川尻

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