夏休み3大ファンタジー時代劇のスコア比較、「ドラマの課題」もあらわに

anomado    2022年8月27日(土) 20時0分

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ドラマ・映画情報サイトの豆瓣がこのほど夏休み中に配信された時代劇3作品のスコアを公開し、ドラマファンの間で話題になっている。写真は「蒼蘭訣」。

ドラマ・映画情報サイトの豆瓣(douban)がこのほど夏休み中に配信された時代劇3作品のスコアを公開し、ドラマファンの間で話題になっている。

10点満点中7.7点の点数を付けられたのは、8月7日に配信を開始したユー・シューシン(虞書欣)、ワン・ホーディー(王鶴棣)主演の「蒼蘭訣」。23万人がスコアリングに参加し、面白い人物設定、個性的な衣装道具、出演者のビジュアルなどが点数を押し上げたとみられている。特にワン・ホーディーは傲慢な悪魔・東方青蒼を好演し、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のホットワードランキングに入ることが多く、人気が爆発している。

10点満点中7.6点の点数を付けられたのは、7月5日配信スタートのウー・レイ(呉磊)、チャオ・ルースー(趙露思)が主演した「星漢燦爛」。配信開始日が1カ月早い故に、32万人がスコアリングに参加し、テンポのいいストーリー展開、理にかなう脚本、役柄にふさわしいキャスティング、丹念に作られた衣装道具などが評価されたもようだ。

しかし一方で、「2人の演技に進歩がない」「チャオ・ルースーの役柄と美貌はもう見飽きたかも」といった不評も一部寄せられている。

「星漢燦爛」

10点満点中5.8点という低い点数を付けられたのは、チョン・イー成毅)とヤン・ズー(楊紫)が主演の「沉香如屑」。7月20日に配信が始まったこのドラマのスコアリングに参加したのは32万人で、「ファンタジー時代劇として新味がない」との意見が多く見られた。

「沉香如屑」はヤン・ズーが大手芸能マネジメント事務所・歓瑞世紀(H&R Century)からの独立を表明する前に出演した最後のファンタジー時代劇で、「(以前出演したファンタジー時代劇に比べ)演技と役柄の類似度が高い」との見方が広がった。一方、チョン・イーについても「2020年の『琉璃』に似ている」との意見が多く、2人にとって「新味」がネックになったもようだが、これはファンタジー時代劇に共通する課題とも言える。

「沉香如屑」

特筆すべきは、現在絶賛配信中のワン・イーボー(王一博/1997年生まれ)が出演する刑事ドラマ「冰雨火」。豆瓣のスコアの発表はまだだが、98年生まれのワン・ホーディー、99年生まれのウー・レイとともに「95後美男俳優」の地位を確立し、期待度を上げている。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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