26日夜にシンガポールで行われた「ONE160」フェザー級世界タイトルマッチで、中国の唐凱（タン・カイ）が5ラウンド判定勝ちで現王者のタン・リーを下し、チャンピオンベルトを獲得した。

中国人選手がMMAで優勝したのは今回が初めてで、唐は新たな歴史を刻んだ。26歳の唐は、中国初のMMA世界チャンピオンとなったと同時に、中国で最年少の世界チャンピオンともなった。

今回の試合は接戦となり、両者ともに慎重さが際立った。唐はタン・リーを数回ノックダウンし、足にダメージを負わせ、勝利に持ち込んだ。チャンピオンベルトを手にした唐は涙を流し、「長年の努力がついに報われる時が訪れ、自分にとってフェザー級の時代が始まった」とコメントした。（提供/人民網日本語版・編集/KM）