広西チワン族自治区の旅:民族衣装は一式76万円!春祭り「三月三」で多彩な少数民族文化を満喫

CRI online    2024年4月26日(金) 15時20分

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「広西チワン族自治区ってどんな所?」と聞かれたら、まず出てくるのは「少数民族の里」という答えでしょう。1年を通して各民族のさまざまな祭りが行われています。

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「広西チワン族自治区ってどんな所?」と聞かれたら、まず出てくるのは「少数民族の里」という答えでしょう。ここは漢族の他、少数民族のチワン族、ヤオ族、ミャオ族、マオナン族など12の民族が暮らす民族の宝庫。1年を通して、各民族のさまざまな祭りが行われています。

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その中でも春の訪れを祝う「三月三」は最も重要な祭りの一つ。旧暦の3月3日前後には、各地で少数民族の歌や踊り、グルメコンテストなどさまざまなイベントが開催されます。



今回、私たちが訪れたのは広西チワン族自治区の河池市の「広西三月三・河池嘉年華」。街の中心部の広場で10時半に始まった開会式では、色鮮やかな衣装を纏った少数民族の歌や踊り、民族衣装のファッションショーなどが披露されました。





また、広場内に設置されたブースでは、各地方の特産品の紹介や工芸品の実演なども行われていました。








その中で私が最も惹きつけられたのが、こちらのスカートです。


細かいひだや繊細な刺繍。現在はネットショップの淘宝などでも、民族衣装を購入できるそうですが、こちらは一目で手の込んだ手仕事の逸品とわかる風格があります。10万円以上するだろうと思いながら、お値段を聞くと……。上着などを含めた一式のお値段はなんと3万6000元(約76万円)!これは結婚式などでも使える最上級のもので、染色や刺繍などで完成までに2年かかっているそうです。

優れた色彩感覚とデザインをもつ広西チワン族自治区の少数民族。今、撮影した写真を見ながら、アクセサリーだけでも買ってくればよかったと後悔。

広西チワン族自治区では、少数民族の文化の保護・育成を積極的に行なっているので、将来、有名なデザイナーが出てくるかもしれませんね。次に訪問するときには、少数民族ファッションを深掘りしてみたいと思います。(提供/CRI

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