高速道路崩落で48人死亡、復旦大教授「春節以外の大型連休廃止を」―中国

Record China    2024年5月7日(火) 20時0分

拡大

大型連休初日に高速道路の路面が崩落し48人が死亡した事故を受け、名門大学の教授が春節以外の大型連休廃止を呼び掛けた。

中国南部、広東省梅州市で大型連休初日の1日未明に高速道路の路面が突然崩落し、多数の車が巻き込まれる事故があった。これを受け、上海市の名門大学、復旦大学の唐世平(タン・シーピン)教授は6日、自身の微博(ウェイボー)を更新し、「今回の惨事を受けて、国が大型連休制度(春節を除く)を完全に廃止する決意を固めることが期待される。ほぼ毎年、大型連休中に何らかの事故が発生している。大型連休制度はもともと内需喚起策であり、そろそろ改める頃だ」と投稿した。

唐氏の投稿について、ウェイボー利用者からは「(大型連休は)数少ない旅行ができる時なのに」「大型連休がなくても山崩れや交通事故は発生する」「一家だんらんできる大型連休を待ちわびている人がいるのを知らないのか」などのコメントが寄せられた。

1日の事故では、48人が死亡、30人が負傷した。

今年の労働節(メーデー)休暇は5月1(水)~5日(日)の5連休で、春節(旧正月、今年は2月10~17日)、国慶節(建国記念日、10月1~7日)に次ぐ大型連休。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携