アンディ・ラウが台北公演で「中国人」を熱唱し物議―台湾メディア

anomado    2024年11月3日(日) 15時0分

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台湾メディアの品観点(PinView)によると、香港出身のスター俳優・歌手アンディ・ラウが11年ぶりとなる台湾・台北公演で1997年のヒット曲「中国人」を熱唱し物議を醸した。

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台湾メディアの品観点(PinView)に2日付で掲載された記事によると、香港出身のスター俳優・歌手アンディ・ラウ(劉徳華)(63)が11年ぶりとなる台湾・台北公演で1997年のヒット曲「中国人」を熱唱し物議を醸した。

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台北公演は台風の影響で当初の10月31日から11月2日に変更されて開催された。

「中国人」の歌詞に「同じ血 同じ種族 未来にはまだ夢がある 一緒に開拓する」「世界に僕らが中国人であることを知らしめる」などが含まれていることや、舞台セットに中国大陸で使われる簡体字が登場したことから物議を醸した。


台湾の議会、立法院の与党・民進党の立法委員(議員)、王定宇氏などが「媚共(中国共産党に媚びる)タレント」などと批判した一方で、最大野党・国民党の立法委員、洪孟楷氏などは「支持」を表明した。

SNS上では「政治家は芸能活動に干渉すべきではない」「音楽パフォーマンスを政治と同一視すべきではなく、芸術的成果そのものに焦点を当てるべきだ」などのコメントが寄せられたという。


アンディ・ラウは幼少期から芸能活動を開始し、1982年の「望郷」で映画デビュー。85年には歌手活動も始めた。80年代から90年代にかけてジャッキー・チュン(張学友)、アーロン・クォック(郭富城)、レオン・ライ(黎明)とともに「香港四天王」として一世を風靡し、今なお第一線で活躍を続けている。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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