2015年1月1日、一時中止されていた人気ドラマ「武媚娘伝奇」の放送が再開。映像が修正され顔のアップばかりになり、視聴者から「疲れる」と不満の声が聞かれている。新浪が伝えた。

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人気女優ファン・ビンビン（范冰冰）主演の時代劇ドラマ「武媚娘伝奇」は先月21日から放送スタート。第1話は中国テレビドラマ史上最高の初回視聴率を記録。その後も同時間帯トップの視聴率をキープしてきた。

しかし同27日、放送局・湖南衛星テレビが、翌日から一時中止すると発表。「技術的な問題」と理由を説明したが、これが非常にあいまいなため、世間でさまざまな臆測が飛び交った。同ドラマでは豊かな胸元を見せる女優陣が大きな話題だったため、「肌を見せすぎるので政府当局から指導が入った」とのうわさがネット上で盛んになり、英デイリー・メール紙もこの話題を取り上げている。

1日、予定どおり放送が再開されたが、女優陣の胸元が画面から消滅。胸が見えるシーンでは顔だけアップになり、胸元が映るのは遠景シーンだけとなっている。

この映像処理について、ネットユーザーから聞こえるのは不満と批判ばかり。「顔ばかり見せられて疲れる」「やりすぎだ」「美的感覚の欠如」「豪華な髪飾りや衣装が見えなくなった」「処理するにしても、もう少しまともな方法があるはず」といった声が上がっている。（翻訳・編集/Mathilda）