Record China 2015年1月9日(金) 2時11分
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5日、河南省安陽テレビはこのほど、中学生が拾った3700元を警察へ届けたところ、持ち主の所には1500元しか戻らなかったというニュースを伝えた。このニュースに対して中国のネットユーザーからは警察に対する不信感を示すコメントが相次いだ。
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2015年1月5日、河南安陽テレビはこのほど、中学生が拾った3700元(約6万8000円)を警察へ届けたところ、持ち主の所には1500元(約2万9000円)しか戻らなかったというニュースを伝えた。
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報道によると、12月25日、河南省安陽市に住む2人の中学生がマンション入り口で財布を拾った。財布の中に3700元入っていることを警備員らと共に確認した後、警察へ届けたが、4日後に落とし主が現れた時には、1500元しか戻ってこなかったという。
このニュースがテレビで報道されてから、警察当局は捜査を開始、担当した警察官がネコババしていたことが判明した。この警察官は過ちを認めて自主的にお金を持ち主に返したため、行政撤職(職務は解かれるが公務員の立場はそのままであり、免職とは異なる)と共に1年間の留党観察処分になった。
この地方ニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも伝えられたところ、多くのコメントが寄せられた。
「この警察官はいい人だよ。ほかの警察官だったら1元も戻ってこなかったと思うぞ」
「中学生にも劣る品性で、なんで警察官になれたんだよ!」
「まあ、これが現実だな」
「留党観察処分というのはいいな。民衆が汚染されないで済む」
「こんな人間を1年間も観察するなんて、摩訶不思議な組織だな」
「こういう人間が警察と共産党に残ることができるというのは、警察や共産党がどういう人間たちなのかをよく示している」
「警察は罪を犯してもいいのか!法律って民衆にしか適用されないんだな」
「警察官の立場を失い、道徳心も失っているのに、警察に留まれるというのは、警察へのものすごい侮辱と皮肉だな」
「民衆はこのような人間はいらないので、党に残しておいてください」(翻訳・編集/山中)
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