Record China 2015年1月11日(日) 1時0分
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4日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト電子版は、中国の2015年五つの課題として、外交、経済、反汚職、環境保護、安全保障の5分野を上げた。写真は中国の反汚職会議。
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2015年1月4日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト電子版は、中国の2015年5つの課題を指摘した。6日、参考消息網が伝えた。
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(1)外交:友人を増やし緊張を緩和せよ。中国は新シルクロード計画など開発援助を武器に世界での影響力を強め、また中国が関連する領土問題を有利に進めようとしている。外交ウォッチャーは領土問題では南シナ海が焦点だと予測している。
(2)経済:“ニューノーマル”に適応せよ。成長率が7%前後にまで減速し、不動産の冷え込みも続く。成長率がやや低下した中で構造転換を進めるニューノーマルへの対応が迫られる。また米国の金融緩和の終了に伴いホットマネー引き上げのリスクも高まる。
(3)反汚職:中国共産党中央政治局は「汚職のまん延を一定程度抑制することに成功した」との認識を示しているが、なお厳しい状況にあるとして反汚職の取り組みを続ける姿勢を示している。
(4)環境保護:PM2.5測定値のリアルタイム配信対象都市が2014年の161都市から338都市に増加するなど対策が進められている。電力、セメント、鉄鋼などの高汚染業種では排出基準の厳格化が実施される。
(5)安全保障:さまざまな面で安全保障対策が強化される。従来の範囲を超え、インターネットや海外非政府組織(NGO)に対する管理も安全保障の一環に組み込まれた。またテロ対策も課題となる。(翻訳・編集/KT)
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