Record China 2015年1月8日(木) 20時51分
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7日、昨年12月に北朝鮮の兵士が住民4人を殺害した中国国境の村で、昨年9月にも越境した北朝鮮人に一家3人が殺される事件が発生していたことが明らかになった。写真は中朝国境。
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2015年1月7日、中国吉林省延辺朝鮮族自治州和竜市南坪村人民政府の役人4人が、昨年9月に越境してきた北朝鮮人に一家3人が殺害された事件の遺族を訪問し、見舞金と遺族全員の最低生活保障証(生活保護受給証)を手渡した。中国紙・新京報が伝えた。
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昨年9月、北朝鮮から越境した男が南坪村の民家に押し入り、60代の夫婦2人とその息子を殺害。携帯電話や現金を強奪する事件が発生した。男は北朝鮮に戻る際に、北朝鮮の国境警備隊に逮捕されている。その半月後、殺された夫婦の娘が地元政府に生活保護を申請したが、「条件を満たしていない」との理由で却下されたという。
昨年12月27日に同じ南坪村で脱北した北朝鮮兵士が住民4人を殺害したと韓国メディアが伝えたことで、9月の殺人事件も公になった。今回、南坪村人民政府は9月の事件の遺族に対し、対応が遅れたことを謝罪。見舞金3000元(約6万円)と遺族全員の生活保護受給証を手渡した。
中国のネットユーザーはこの記事に大きな関心を寄せている。新京報のサイトにはこれまでに8000件を超えるコメントの書き込みがあり、17万人の支持を集めている。
「韓国メディアの報道がなかったら、2件の殺人は永遠に闇の中だったよな」
「報道されなければ政府は知らん顔できたのにね」
「たったの3000元?今どき何が買えるっていうんだ」
「われわれの納税は何のため?何のための兵役?」
「3000元ということは、1人の命が1000元(約2万円)ってことか」
「人民政府は韓国メディアを恨んでるだろうな」(翻訳・編集/本郷)
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