人種差別を受ける在英華人、言葉や身体による暴力事件も多発=中国ネット「没落帝国のくせに」「差別じゃない、憎まれてるんだ」

Record China    2015年1月9日(金) 21時45分

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6日、英国に住む華人たちが人種差別を受けている。言葉の暴力や身体的暴力の被害に遭う華人も多いが、警察に訴えても加害者が捕まることはないという。写真は英国のチャイナタウン。

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2015年1月6日、BBC中国語サイトによると、英国に暮らす華人たちが現地であからさまな人種差別を受けているという。

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在英華人支援団体には、「現地人から侮辱された」「暴力を受けた」と訴える電話やメールが毎日のように届くという。在英華人は各地に分散して居住しており、ほとんどの華人家族が現地で孤立した状況にある。最新の人口調査では、イングランドとウェールズに住む華人は約39万2700人で、英国の総人口の0.7%を占める。

イングランド北部の町で家族が中華料理のテイクアウトショップを経営しているという華人女性は、「毎晩、店に石が投げ込まれる。窓ガラスは全部割られてしまう。大声で私たちに汚い言葉を浴びせ、ツバを吐きかける」と訴える。彼女の家族は全員、中国人というだけで殴られた経験があるという。華人を狙った暴力事件は近年、英国内で多発しており、昨年は殺人未遂事件も発生している。だが、多くの華人が暴力被害を訴えても、加害者が逮捕されたケースはごく少数であり、有罪判決もめったにない。このため、ほとんどの華人が警察や裁判所に強い不信感を抱いている。

この報道に対し、中国のネットユーザーからは「没落帝国のくせに!」「英国人も米国人も同じ穴のムジナ」「差別なんかじゃない。中国人は憎まれてるんだ」「なぜ嫌われるかを考えないと。この状況はなくならない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/本郷)

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