Record China 2007年7月29日(日) 14時9分
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2007年7月28日の報道によると、世界陸上大阪大会出場に向けアテネ五輪金の中国のエース、劉翔選手が北京で練習を開始した。国家体育総局は練習場に彼専用の通路を作り、インタビューを狙う報道陣をシャットアウトしたという。
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2007年7月28日の報道によると、中国陸上競技界のエースでアテネ五輪男子110mハードルの金メダリスト、劉翔選手が8月下旬から開催される世界陸上大阪大会に向け、同27日から北京で練習を開始した。
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25日に北京入りした劉翔選手は27日午前、リニューアルした国家体育総局陸上練習場に到着。同行した上海チームの仲間とともに、新しいコースの感触を確かめながら練習を開始。遅れて到着した孫海平コーチの指導の下、汗を流した。
練習場の外には、インタビューしようと待ち受ける記者が大勢いたが、「劉翔選手はすでに帰った」との知らせにあ然。
実は同選手は、敷地内に直接乗り入れることができる通路から入った専用車に乗り、報道陣に知られることなく、練習場をあとにした。この通路は、今回のリニューアルの際に特別に設けられたもの。「出待ち」が不可能と知った担当記者たちは、「これから取材が難しくなる」とため息をついていた。(翻訳・編集/本郷智子)
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