中国人が夢中になっている抗日ドラマ「二炮手」、その“効果”は絶大、「日本人はみんな悪いやつだ!」と話す6歳児も―中国

Record China    2015年1月13日(火) 16時57分

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13日、中国で大ヒットしている抗日ドラマ「二炮手」。放送時間になると、中国版ツイッターは「二炮手」に関する書き込みでいっぱいになるほどだ。

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2015年1月13日、中国で昨年12月24日から放送開始となった抗日ドラマ「二炮手」が、ファン・ビンビン范冰冰)主演の話題の時代劇「武則天伝奇」に次いで、各局で高視聴率を記録している。

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当時の服装や家屋、使用する武器などの時代考証を忠実に行い、日本兵のセリフはすべて日本語などリアリティーを追求したといわれている「二炮手」には、素手で日本兵を引き裂くような荒唐無稽さはない。だが、ストーリーは「親兄弟や仲間、上司を日本人に虐殺された若者が八路軍に参加し、日本軍と戦い、最後には勝利する」というおなじみのものだ。

ここ数年、「SF映画かアニメのようだ」と批判される抗日ドラマが多かっただけに、現実味を帯びた「二炮手」は多くの視聴者の心をつかんだ。ドラマの放送時間になると、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)は「二炮手」に関する書き込みでいっぱいになる。そのほとんどがドラマに登場する日本兵への怨嗟の声だ。「日本人が憎い」「なんてひどいことを!」「もう日本人なんか見たくない!」というコメントが殺到するなか、あるユーザーは「親戚の6歳になる女の子に『米国人にもロシア人にも良い人はいるよね。でも日本人は悪いやつばっかり!だってテレビで毎日中国人を殺してるもん!』と言われて、言葉が出なかった」と書き込んでいたのが印象的だった。(翻訳・編集/本郷)

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