多くの若者が「自殺考えたことある」、5歳から35歳までの死因トップに―中国

Record China    2007年7月29日(日) 17時18分

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2007年7月28日、天津市で開催中の研究会の席上、自殺を考えたことがある中国の若者が多く、命の重さを十分に理解していない傾向にあるとの調査結果が報告された。昨年の衛生部の統計でも若者の死因のトップを自殺が占めている。

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2007年7月28日、天津市で開催中の「生命教育と埋葬文化研究会」の席上、自殺を考えた中国の若者が多く、命の重さを十分に理解していない傾向にあるとの調査結果が報告された。

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調査は4000人以上の学生を対象に実施。その中で失恋や就職活動の失敗、成績不振などの問題から自殺を考えたことがあるとの回答がかなりの割合に上り、現代の中国の若者が困難に直面した時、安易に自殺に走りやすい心理的傾向を持っている実態がわかった。実際、昨年、衛生部が発表した統計でも自殺は中国人の死因第5位だが、15歳から35歳に限ると、トップを占めている。

自分の命を大切にしない傾向は、他人を傷つけることへの心理的抵抗も弱めているとの指摘もある。いまや中国の若者に対する生命教育のあり方を再考する必要がある、と同報告は主張している。(翻訳・編集/KT)

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