韓国が「ユーラシア構想」を推進、世界各地でイベント開催を計画―韓国メディア

Record China    2015年1月16日(金) 9時22分

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13日、韓国外交部は韓国鉄道公社との間で「ヨーロッパ・アジア・シルクロード・フレンドシップ・プロジェクト」を推進させることで合意した。写真はキューバのサンティアゴ港。

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2015年1月13日、韓国・聯合ニュースによると、韓国外交部は同日、韓国鉄道公社(KORAIL)との間で「ヨーロッパ・アジア・シルクロード・フレンドシップ・プロジェクト」を推進させることで合意した。計画では、シベリア横断鉄道(TSR)と中国横断鉄道(TCR)を利用して、ロシアやモンゴル、中央アジア、欧州など各地でイベントを実施するという。14日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国外交部は上述の国や地域の主要都市において、物流の提携や、将来的あるいは平和的な協力をテーマとしたキャンペーン、第二次世界大戦での反ファシスト勝利70周年、ドイツ統一25周年、ロシアとの国交正常化25周年、モンゴルとの国交正常化25周年などを祝うイベントを開催することを予定している。

このプロジェクトは韓国政府の推進する「ユーラシア・イニシアチブ」の中心となる「シルクロード・エクスプレス」構想の実現に大きく貢献することが期待されている。朴槿恵(パク・クネ)大統領が2013年に発表した「ユーラシア・イニシアチブ」は韓国と各国との経済的な関係を広げることが目的とされている。

しかし2014年11月、韓国外交統一委員会からは、「ヨーロッパ・アジア・シルクロード・フレンドシップ・プロジェクト」は2002年に実施されたロシアとの友好を深めるプロジェクトと大差ないものだと批判的な見方が示されている。これに対し、韓国外交部は今回のプロジェクトでは中国や中央アジアなども対象となっている点で異なると反論している。(翻訳・編集/岡田)

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