仏紙銃撃テロ犯を目撃した中国人男性、中国中央テレビ記者に怒りの声「なぜ真実を伝えない?」―中国

Record China    2015年1月16日(金) 4時13分

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14日、中国版ツイッターに仏紙銃撃テロの犯人2人を目撃した中国人男性が中国中央テレビの記者を非難する内容の文章が掲載され、注目を集めている。写真はフランスで行われた反テロの行進。

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2015年1月14日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上に、仏紙銃撃テロの容疑者2人を目撃した中国人男性が中国中央テレビの記者を非難する文章が掲載された。この文章は繰り返しシェアされており、中国のネットユーザーの強い関心を集めている。

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フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の銃撃事件で、容疑者の男2人は先に同社の隣りのオフィスに侵入。そこにいた中国人男性の王さんは、事件の目撃者として後に仏メディアのインタビューに応じている。さらに中国中央テレビのパリ駐在記者が9日、王さんに取材を申し込んだ。快諾した王さんの前に現れた女性記者は「容疑者2人が銃殺されたからインタビューに応じてくれたんですか」と質問。王さんは「いや、その前にすでにフランスのテレビ局の取材を受けているので。その時も別に顔を隠したり、モザイクをかけたりしてませんから」とハッキリ答えたという。

だが、実際の中央テレビの報道では「容疑者2人が銃殺されたので、王さんはようやく安心してわれわれの取材に応じてくれた」と伝えており、この内容がそのまま中国各紙に転載されてしまった。自身の名誉を傷つけられた王さんは、「あの記者はなぜ真実を伝えないのか」と怒りの声を上げている。(翻訳・編集/本郷)

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