冬はやっぱりイヌ・ネコの肉!?ヤミ業者による路上販売が横行、生きたネコをわずか10分で食肉に―広東省仏山市

Record China    2015年1月16日(金) 13時17分

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14日、中国広東省仏山市の農村部で、生きたイヌやネコを路上でさばいて食肉として販売するヤミ業者が多数出現している。写真は広州で行われた猫肉食への抗議活動。

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2015年1月14日、中国広東省仏山市の農村部で、生きたイヌやネコを路上でさばいて食肉として販売するヤミ業者が多数出現している。地元紙・仏山日報が伝えた。

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中国の南部地方では「冬にイヌやネコを食べると風邪を引かない」と信じられており、これを食する習慣が今もある。仏山市では昨年12月からイヌやネコの肉の路上販売が横行。寒い日は特によく売れているという。午前中から販売する者もいるが、一般には午後4時ごろから出店が増える。オート三輪やワゴン車で運ばれてきたイヌやネコはこの場で処理される。ネコの場合は生きたまま麻袋に入れ、水の入ったバケツにつけて溺死させる。その後、毛を抜いて火で炙れば完成。その所要時間はわずか10分だ。

処理済みのネコは500グラム23元(約450円)、イヌは500グラム19元(約370円)で販売される。こうした業者は食肉加工許可証や販売許可証を持っていないばかりか、イヌやネコの調達ルートも不明だ。動物が病気にかかっている場合も多く、その処理方法も不衛生極まりない。動物愛護団体は当局に「イヌやネコを虐待している」と訴えており、すでに関係部門が実態調査に乗り出しているという。(翻訳・編集/本郷)

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