中国兵器工業集団、営業収入が7兆5000億円を突破=新製品投入、国際展開で躍進―中国メディア

Record China    2015年1月17日(土) 6時16分

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15日、中国最大の兵器製造企業である中国兵器工業集団公司(以下、「中国兵器」)は、2014年の営業収入が4002億元(約7兆5267億円)、収益が108億6000万元(約2042億円)を達成したと発表した。資料写真。

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2015年1月15日、中国最大の兵器製造企業である中国兵器工業集団公司(以下、「中国兵器」)は、2014年の営業収入が4002億元(約7兆5267億円)、収益が108億6000万元(約2042億円)を達成したと発表した。中国新聞社が伝えた。

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中国兵器の尹家緒(イン・ジアシュー)取締役は、2014年、同社は従来の製造業から戦略的新興産業への転換に向けて大きな進歩を遂げたと述べた。

中国兵器は2014年に国家測絵地理信息局(国土地理院に相当)や、北京、上海等の関係部門、地方政府などと戦略的提携協定を締結し、位置情報サービスを提供する「中国位置網有限公司」の設立に着手した。

中国兵器は重点製品の生産能力を調整し、繊維やダイヤモンド製品等の生産を開始、さらに、高速鉄道の車軸や金属製熱成形品、鉱山用ダンプトラック、大型車の衛星測位システム端末、新エネルギーバス用遊星変速機といった新製品を打ち出している。

また、ロシアの衛星測位システム「グロナス」との戦略的協力覚書の締結、総額9億2000万ドルに上るイランの地下鉄車両を受注するなど、国際業務も展開している。また、車両メーカーの「北方奔馳重型汽車」とともに大型トラック1万台を輸出、1億2000万ドルの石油設備を輸出するなど、石油、鉱山関連の収入ならびに利益を大きく伸ばしている。

2015年の計画について、尹氏は、全面的に洗練されたバリューチェーンによる管理戦略を遂行し、中国の特色ある先進的兵器工業体系を構築していきたいと語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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