2015年1月20日、英紙ガーディアンの報道によると、過激派組織「イスラム国」が、拘束している日本人2人の映像を公開し、日本政府に対して身代金を支払わなければ2人を殺害すると予告した。

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ガーディアンは20日、シリアとイラクで勢力を拡大しているイスラム国が、拘束している日本人2人の映像をインターネットに公開し、日本政府に身代金2億ドル（約236億円）を支払うよう要求したと報じた。人質となっているのは、湯川遥菜さんと、フリージャーナリストの後藤健二さん。映像の中で2人と共に映っているイスラム国のメンバーの男は、これまでに米英人の人質を殺害してきた「ジハーディ・ジョン」とみられると述べており、彼が公に身代金を要求したのは今回が初めてだと報じている。また、拘束されている湯川さんが民間軍事会社を設立しているが、軍事コンサルタントというよりは、シリアでの戦闘に参加したいという戦争への熱狂的な思いがあったと伝えている。（翻訳・編集/Yasuda）