ナッツ事件、大韓航空が監視カメラの映像を公開=韓国ネット「金さえあれば何でも許される?」「悔しいけど…」

Record China    2015年1月21日(水) 13時44分

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21日、韓国メディアによると、大韓航空の趙顕娥前副社長が自社機内のサービスに不満を抱いて機体を引き返させた問題で、同社は空港の駐機場に設置されていた監視カメラの映像を公開した。韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2015年1月21日、韓国・朝鮮日報によると、大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長が自社機内のサービスに不満を抱いて機体を引き返させた問題で、同社は20日、米ニューヨークのケネディ国際空港の駐機場に設置されていた監視カメラの映像を公開した。

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趙前副社長は、米ニューヨーク発韓国・仁川行きの大韓航空機内で、ファーストクラスでの客室乗務員のナッツの出し方に不満を持ちサービス責任者を叱責し、機体を引き返させてサービス責任者を降ろしたことが問題となり、航空保安法違反などの罪で起訴された。

公開された映像は、事件が起きた昨年12月5日深夜に撮影されたもので、搭乗口を離れた飛行機が約3分間停止し、再び搭乗口へ戻る様子が写っている。

19日に開かれた初公判で同社は、「駐機場内での移動」であるため、航路変更の罪には当たらないと主張した。

これを受け、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「機内の監視カメラも公開しろ」

「駐機場内でも関係ない。航路変更罪は成立する」

「航路に注目するんじゃなくて、権限もないのに『引き返せ』と命令したことに注目するべきだ」

「お酒を飲んだ後、駐車場内で車を移動させてもいいってことだね?」

「美人な乗務員に嫉妬しているのか?みっともないことはやめてほしい」

「金さえあれば何でも許されるんだね。お金持ちは、たとえ人をナイフで刺しても、『ナイフが悪いだけで人は悪くない』と言えるんだ」

「もし無罪になったら大変だ。今後、大韓航空では、気に入らない職員や乗客を降ろすために駐機場を移動する飛行機を引き返させてもいいということになる」

「悔しいけど、航路変更罪には該当しないだろう」

「厳しく処罰してほしいという気持ちは分かるけど、冷静に考えなきゃ。映像を見る限り、航路変更の罪には当たらない」(翻訳・編集/篠田)

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