ローマ法王が中国との関係改善に「いつでも訪問する心づもり」と前向き談話=ダライ・ラマとの面会は当面白紙―仏メディア

Record China    2015年1月21日(水) 22時35分

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20日、仏AFP通信はローマ法王が「いつでも中国を訪問する心づもりだ」と述べたと報じた。法王は習近平中国国家主席に2度目の電報を送っている。写真はバチカン。

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2015年1月20日、仏AFP通信によると、フィリピン訪問を終えて帰国の途についたローマ法王フランシスコは中国領空を通過した際、「いつでも中国を訪問する心づもりがある」と述べた。21日付で環球時報が伝えた。

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中国とバチカンはこれまで正式な外交関係を結んでいない。しかし、前法王のベネディクト16世および現法王はともに中国との関係構築に積極姿勢を示しており、今回、法王は2回目となる電報を中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席に送った。

さらに法王は、ローマを訪問したチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との面会を断ったと報じられたことについても触れ、「中国の怒りを買うことを恐れたのではない」と説明。ローマで開かれる国際会議に出席した国家首脳や高官とは面会しないのがバチカンの一般的なマナーであると指摘した。ダライ・ラマ14世はその後も面会を求めてきたが、日にちが定まらず、具体的な予定が立っていないことも明らかにしている。(翻訳・編集/野谷

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