中国の旅行社がキャンペーン、上海−長崎などの往復チケットがたった19円!―中国メディア

Record China    2015年1月23日(金) 3時8分

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19日、中国の大手旅行サイト「携程旅行網」は中国初となる国際線の「アウトレットチケット」を発売。80枚限定で、上海−長崎の往復航空チケットを1元で販売した。写真は上海浦東国際空港。

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2015年1月21日、労働報によると、中国の大手旅行サイト「携程旅行網」は19日、中国初となる国際線の「アウトレットチケット」を発売。80枚限定で、上海−長崎の往復航空チケットを1元(税金含まず。約19円)で販売した。しかし、価格は安いものの、「キャンセル、日付変更不可」などの条件付きで、ネットユーザーからは「きつい条件」との声が上がっている。

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「携程旅行網」が同日午前、80枚限定で、上海−長崎の往復航空チケットを1元で販売するキャンペーンを実施すると、発売開始からわずか30秒足らずで、売り切れとなった。また、上海−小松、上海−松山の往復航空チケットも119枚販売し、わずか20秒で売り切れた。そのほとんどがスマートフォンアプリを使って購入された。同チケットで乗ることができるのはいずれも東方航空の便で、1元のほか、税金約1100元(約2万900円)を払うだけで日本旅行を楽しめる。

携程旅行網では19−23日、毎朝10時から、上海から長崎、小松、松山、富山、広島、新潟、岡山の7都市に向かう往復チケットを1元で販売する。通常、税込みで3000元(約5万7000円)以上するチケットだ。同キャンペーンの責任者は取材に対して、「業界初となる、国際線の『last minute商品』を販売する試み」と紹介している。

しかし、ネットユーザーは掘り出し物のように感じるアウトレットチケットにも「裏」があることに気付いている。業界内の専門家も「アウトレットチケットには制限があるものが多い。例えば、今回の携程のキャンペーンも、出発日が2015年1月19日−3月20日、復路が最も遅くて2015年4月4日(往復ともに中国で春節の前後に重なる2015年2月14−22日の間は不可)となっている。また、いかなる理由でも、税金を含めキャンセル・返金不可で、日付の変更も不可。旅行に行くことが決まっている旅行客にしか適合しない」と注意を呼び掛けている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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