Record China 2015年1月24日(土) 20時7分
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22日、中国本土の観光客に人気の行き先が、香港から日本、フランス、韓国、イギリスに変化しつつある。写真は北海道。
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2015年1月22日、CLSA証券の消費者レポートによると、中国本土の観光客に人気の行き先が、香港から日本、フランス、韓国、イギリスに変化しつつある。RFI中国語版が伝えた。
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過去3年間、中国人の人気旅行先は香港、タイ、マカオだったが、今後は北アジアや西欧の人気が高まると予想されている。
レポートは、それぞれの都市でホテル、飲食、観光地、利便性、ショッピングの5項目について評価したものだが、それによると、日本、フランス、韓国、英国が今後人気の行き先になるとみられている。同社の研究員は「香港は2013年から2020年にかけて、観光客の総数は4%しか伸びないが、他の都市は14%伸びるだろう」と予想した。
円安により、訪日客数は2013年の130万人から2020年には約7倍の890万にまで増加し、フランスは500%の増加になるとみられている。韓国、米国、イタリアは3倍程度の増加が予想されている。
香港も依然として魅力的な旅行先ではあるが、ホテル数の不足や、中国人に対する香港人の冷淡さなどが足を引っ張る形になっている。また、米ドルと連動した香港ドルの上昇により、香港旅行のお得感が薄れている。
香港旅游発展局のデータによると、中国から香港を訪れた人の数は16%増の4720万人で、フリープランが7.6%の増加をみせている。中国では現在49都市の住民が香港を自由旅行できる。
観光業を代表する香港の姚思栄(ヤオ・スーロン)立法会議員は、政府は混雑した住宅街ではなく、上水や屯門などの他地域に観光客を誘導し、新しいショッピング街を作っていくべきだと語っている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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