2015年1月22日、映画「失孤」の記者発表会が北京で行われ、主演のアンディ・ラウ（劉徳華）が出席。衣装を3カ月も洗わなかったエピソードを披露した。騰訊が伝えた。

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香港スターのアンディ・ラウが中国の農村男性に変身し、そのリアルな姿が話題の映画「失孤」。急に姿を消した2歳の息子を、長年にわたって粘り強く捜し続ける父親役を演じている。

22日、北京で行われた記者発表会で、アンディが撮影中のエピソードを語った。より農民に見えるよう、撮影中は監督やスタッフに「少しでも違和感があれば注意して」と頼んでいたという。また、劇中の衣装は監督の家族からもらった古着。それを3カ月間も洗わず着ていたことを暴露し、「実はかなりニオイがあった」と語っている。

公開されたトレイラーでは、少し背中を丸めてバイクに乗るアンディの姿が「農民すぎる」と話題に。撮影中、スタッフや警備員がいない時は、ほとんど顔バレすることはなかった。バイクに「息子を捜しています」の旗を立てているアンディに、「いついなくなったの？」と声を掛けてくる人もいたという。

農民役についてアンディは、「もともと農村生まれなので、本来の自分になっただけ」と語っている。映画は中国で3月20日から公開される。（翻訳・編集/Mathilda）