北京五輪会場の建設順調、年内にもほぼ全施設が完成の見通し―中国

2007年7月27日、北京市第12期人民代表大会常務委員会において、オリンピック会場の建設が順調に進んでいることが報告された。北京市では五輪用の競技場31か所、訓練施設45か所、関連施設5か所の建設が計画されている。またこの他に会場周辺の道路62本、橋4基の建設が予定されている。

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7月末までに、順義オリンピック水上公園、北京射撃館、北京射撃場、老山マウンテンバイクコース、野球スタジアム、ホッケー会場、アーチェリー会場、ビーチバレー会場、モトクロス会場の9会場が完成、また五輪の通信・情報センターとなるデジタル北京ビルも完成した。未完成の会場も内装など最終段階にさしかかっており、ほぼ全ての会場が年内にも完成の予定だ。

アテネ五輪ではメインスタジアムをはじめ工事の遅れが問題となったが、中国が総力を挙げて組織する五輪だけに会場建設の遅延の不安はなさそうだ。（翻訳・編集/KT）