<「イスラム国」人質事件>人質の救出求め官邸前でシュプレヒコール=「安倍政権は救えなければ退陣せよ」―中国メディア

Record China    2015年1月26日(月) 10時7分

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25日、東京の首相官邸前で、「『イスラム国』に捕らわれた人質を救え」と訴える人々が集まり、デモを行った。イスラム国による日本人人質の殺害予告期限が過ぎた今、日本のネットでは「I am Kenji」運動が広がりを見せている。

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2015年1月25日、東京の首相官邸前で、「『イスラム国』に捕らわれた人質を救え」と訴える人々が集まり、デモを行った。新華網が伝えた。

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官邸前には「I am Kenji、I’m not Abe」「人質を殺すな」といったプラカードを掲げた人々が「安倍首相は健二さんを救え、救えないのなら辞めろ」「安倍首相は海外で騒ぎを起こすな」といったシュプレヒコールを叫び、人質となった後藤健二さんを救うよう政府に求めた。

今月20日、「イスラム国」は関連サイトで、日本政府に対し72時間以内に2億ドル(約236億円)の身代金を支払うよう求め、拒否すれば後藤健二さん、湯川遥菜さんの2人を殺害すると予告した。24日、「イスラム国」は湯川遥菜さん殺害の写真をサイトに掲載した。

デモの参加者は取材に対し、「安倍政権は集団的自衛権や武器輸出を解禁することで、戦後日本の平和国家としてのイメージを改変しようとしている。日本国民が誘拐されても何もせず、米国の言いなりで悲劇の起こるままになっている。これは『外交の大失敗』だ」と述べた。

中東を訪問中の安倍首相は25日、「『イスラム国』による人質の殺害というテロ行為は許しがたい暴挙である」と述べ、人質の安全を最優先するとしたが、テロには一切妥協しないとも述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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