Record China 2015年1月27日(火) 14時49分
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25日、中国の14年の石炭生産量がついにマイナス成長となった。生産が減少に転じたのはこの14年間で初めてだ。写真は山西省の炭鉱。
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2015年1月25日、人民日報によると、中国の14年の石炭生産量は前年に比べ2.5%前後減少する見通しだ。中国石炭工業協会が発表したもので、生産量の減少は00年以降で初めてとなる。
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石炭の需要減少や生産設備の過多、海外からの大量輸入などにより、14年の石炭業界は供給過剰、在庫の増加、価格下落、企業利益の縮小などの厳しい問題に直面した。一定規模以上の中国の石炭会社の14年1〜11月の業務収入は前年同期比6.6%減で、赤字経営に陥った企業は約7割に上った。増産量は11年に2億8500万トンに達したが、12年は1億3000万トン、13年は3000万トンと伸び悩み、14年はついにマイナス成長となった。
石炭が減産に転じた原因は、石炭を大量に消費する電力、鉄鋼、建材業界での需要縮小が強く影響を及ぼしたとみられている。3業界の14年の石炭消費量はそれぞれ3.4%、1.4%、1.1%減少。このほか、国のエネルギー機関はエネルギー消費に占める石炭の比率を抑制する方針を示している。
今年はさらに厳しい環境に置かれる見通しで、同協会は「供給過剰の問題は改善の兆しがなく、企業経営は引き続き圧迫されるだろう」と分析している。(翻訳・編集/野谷)
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