深セン市のトラック運転手、鳥インフルエンザの疑い

Record China    2006年6月14日(水) 18時9分

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深セン市東湖病院の看護関係者は感染防止のためマスクを全員着用し、一切の取材を断った。

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2006年6月13日、広東省深セン市衛生局は、市内の男性(31)が高病原性鳥インフルエンザと診断され、重体であると発表した。ただし、この男性の関係者には、異常は確認されていない。

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男性は、同市竜崗区の会社に勤務するトラック運転手。同月3日に発病し、9日に深セン市人民病院で受診し、10日の午前0時30分には、同院の呼吸器科に入院して、大葉性肺炎と呼吸不全と診断された。治療によって呼吸不全は緩和されたが、40度もの高熱が続いている。12日の午前2時30分には、深セン市東湖病院に移され、懸命の救命措置が続けられている。

深セン市と広東省の疾病抑制予防センターの検査で、男性から鳥インフルエンザウイルス(A/H5N1型)の陽性反応が出たことが判明。広東省衛生庁は、国の感染診断基準に基づいて高病原性鳥インフルエンザの疑いありと判断。衛生部に報告し、最終的な判断を仰いでいる。

調査によると、発病の2週間前に、患者の妻が市場で鶏を購入したことが原因と見られている。当日、男性の家族5人でその鶏を食べたが、他の家族に感染の症状は出ていないという。

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