Record China 2015年2月3日(火) 19時57分
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29日、書店をぶらついていたら、思わずぶっ飛ぶようなタイトルの本がいくつか目についた。「子供への体罰の与え方」というとんでもない書名の書籍が刊行されたのは随分前のことだが、最近出版された一部の「ぶっ飛んだタイトルの本」も客の目を引いていた。
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2015年1月29日、書店をぶらついていたら、思わずぶっ飛ぶようなタイトルの本がいくつか目についた。「子供への体罰の与え方」というとんでもない書名の書籍が刊行されたのは随分前のことだが、最近出版された一部の「ぶっ飛んだタイトルの本」も客の目を引いていた。重慶晩報が伝えた。
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「独身生活が長すぎると殺される」は、最近かなり話題になった本だ。都市犯罪小説のジャンルに入る同書は、現代社会に暮らす独身者の孤独感や疎外感などメンタルな問題を取り上げている。同書の担当編集者は、次の通り指摘した。 人目を引くこの書名には、一部の読者から批判が寄せられたが、市場での反響を見ると、販売に対する効果は高かったようだ。読書という行為が断片化している昨今では、書店で客が一冊の本を手に取る時間はわずか2、3秒にすぎない。したがって、本のタイトルが持つインパクトはかなり重要だ。この風変りな書名も、小規模な調査を経て、選考作業を繰り返し決定した。ほかにも、「憂鬱な殺意」「憂鬱の彼方から」なども候補として挙がった。
◆著者が練りに練った書名の本も
「ぶっ飛んだタイトル」は、マーケティング戦略上、編集段階で変更される場合がある一方で、著者自身の意向が尊重される場合もある。「チベタン・マスティフを愛したのなら、鶏のように卵を産むことを望まないで」「若者はことごとく、黎明が訪れるまでに死ぬ」―これらの2冊の書名はいずれも、著者自身が決めたものだ。
前者は、女流シナリオ・ライター陳●(●=丹にさんづくり、チェン・トン)氏の最新エッセイで、そのほとんどが、恋愛・結婚に関する内容で占められている。同書では、男性をチベタン・マスティフ(大型犬の一種)になぞらえている。出版社によると、この長い書名は、同書に収められたあるエッセイのタイトルをそのまま用いたものという。後者は、コラムニスト・水木丁(シュイ・ムーディン)氏による初の長編。水木丁氏は、出版発表会の席上で、「かなりやりたい放題に」タイトルをつけ、かなり「クール」なタイトルだと自認していると告白した。
【一瞬ドキッとするが、笑える書籍のタイトル】
▼「社長を殺す101の方法」:実際には、笑いと憂いに溢れた101の方法が描かれており、これを読めば、職場のストレスなど一気に吹き飛ぶ。
▼「郭敬明氏のように素晴らしい文書を書く方法」:同書は、作家・郭敬明(グオ・ジンミン)氏の言葉、ストーリー設定、リズミカルな著作を全方面から分析したものだが、「この書名はひどすぎる」と読者から批評された。
▼「文芸女性という病気は、出産すれば治る」:同書は、ある若い文芸女性による妊娠・出産に関する指南書。妊娠の大変さ、嫁姑関係、生きる上でのストレスなどを並べたて、敏感で傷つきやすく、俗世間を超越したかのような文芸的気質が、一瞬のうちに消えてなくなったかのような感覚に陥る。
▼「ぐずり屋のお姫様から快楽主義のお妃まで」:へそ曲がりでぐずぐず言う若い女性向けの本。簡単かつ乱暴に、現実の生活に引き戻される。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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