2015年1月30日、韓国メディア・ニューシスによると、日韓首脳会談の開催について安倍晋三首相が29日、「前提条件を付けない状況で行うべき」と発言した。環球網が伝えた。

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安倍首相は発言の中で、「両国間には多くの問題が存在しているが、首脳会談は前提条件を付けず、率直な話し合いが行われるべき」との認識を示した。さらに、多くの問題の解決に向けて大局的な観点で議論すべきとの考えを強調し、中国を交えた3カ国首脳会談の実現に向けて韓国の努力を期待するという趣旨の発言も行った。

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は、12日に開かれた新年の記者会見で日本との首脳会談実現の可能性について問われ、「日本が慰安婦問題に対する態度を見直せば、その可能性はある」と答えている。さらに、元慰安婦らが高齢であることを指摘し、「時機を逃せば永遠に解決できないだろう」、「これは両国関係に負の影響を及ぼすだけでなく、日本の歴史的な足かせになっている」との見方も示した。（翻訳・編集/野谷）