リシャウィ死刑囚が関わったテロ事件で、中国の重要人物3人が死亡していた=「なぜ今ごろ?」「中国を巻き込むつもりか」―中国ネット

Record China    2015年1月30日(金) 22時12分

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30日、中国網は、イスラム国が日本人の人質・後藤健二さんと引き換えに釈放を求めているサジダ・リシャウィ死刑囚が、かつて3人の中国人が巻き込まれた爆弾テロ事件を起こしたと伝えた。資料写真。

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2015年1月30日、中国網は、イスラム国が日本人の人質・後藤健二さんと引き換えに釈放を求めているサジダ・リシャウィ死刑囚が、かつて3人の中国人が巻き込まれた爆弾テロ事件を起こしたと伝えた。

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リシャウィ死刑囚は2005年11月、夫とともにヨルダンの首都アンマンでの自爆テロを計画。夫の爆弾は爆発したが、リシャウィ死刑囚の爆弾は不発に終わり、ヨルダン当局に拘束された。このテロで死亡した60人の中には、中国人民解放軍の使節3人が含まれていた。3人はそれぞれ人民解放軍総後勤部副局長の潘偉(パン・ウェイ)氏、同総政治部の張康平(ジャン・カンピン)氏、中国中央軍事委員会弁公庁の孫靖波(スン・ジンボー)氏である。

この報道に対し、中国のネットユーザーは多数のコメントを残している。

「ひどい。政府はなぜ黙っていた」

「なぜ当時、このような重要人物が殺されたことが伝えられなかったのか」

「当時、情報が伝わらなかったのは、今よりも情報伝達技術が発達していなかっただけ。携帯電話が普及し始めたころで、ネット通信はぜいたくだった」

「今この問題を持ち出すのは、わが国をこの事件に巻き込もうということなのか?」

「そんなに地位の高い人物が、そんなところに何をしに行っていたのか」

「(リシャウィ死刑囚を)なんでさっさと処刑しなかったんだ」

「ヨルダン政府は彼女を絶対釈放するな!」

「(※リシャウィ死刑囚を釈放するなとのコメントに対して)憤青(※民族主義、愛国主義の強い若者)はバカだな。リシャウィを釈放するかしないかは、中国にはどうにもできないこと。お前たちにはもっとどうにもできないことだ」

「借りはゆっくりと返せばいい。わざわざ日本人といっしょくたにする必要はない」

「実はこういうことにはメディアは首を突っ込まない方がいい。これはけんかのようなもので、野次馬が多ければ多いほど当事者はより凶暴になるんだ」(翻訳・編集/北田

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