雨傘革命後初の大規模抗議活動、“本当の普通選挙”求め1万人超がデモ―香港

Record China    2015年2月2日(月) 20時19分

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1日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは記事「香港、1万人超が“本当の普通選挙”求め平和的デモ」を掲載した。参加者の多くは雨傘革命のシンボルとして黄色い傘を手にしていた。写真は香港デモ。写真提供:Hong Kong In−media。

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2015年2月1日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは記事「香港、1万人超が“本当の普通選挙”求め平和的デモ」を掲載した。

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2月1日、香港で“本当の普通選挙”を求めるデモが行われた。主催者である香港民間人権陣線の発表では約1万3000人が参加したという。2017年に実施される香港特別行政区長官選挙では初の普通選挙が導入されることが決まったが、立候補に厳しい制限が課された“ニセの普通選挙”だとの批判が根強い。

参加者たちは立候補の要件を緩和した“本当の普通選挙”を求めている。また、昨年の雨傘革命から継承した黄色の傘をシンボルとして手にしていた姿も目立った。雨傘革命のような街頭占拠活動に移行することを恐れた当局は2000人もの警官を出動させて警備にあたったが、そうした動きは見られなかった。

香港教育学院の盧兆興教授はAFP通信の取材に答え、「多くの香港市民は長く続いた抗議活動にうんざりしている」と指摘する。市民の多くは理想よりも現実的なメリットを追求する政治的な「実用主義者」だという。民主派は社会の支持を失わないよう慎重に行動する必要があると提言した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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