2015年2月2日、「イスラム国」に拘束されていた後藤健二さんと湯川遥菜さんが拘束された映像に関して、後藤さんのまばたきが多かったことから日本のネットでは後藤さんがまばたきで「助けるな」「見捨てろ」などのメッセージを送ったとの憶測が飛び交った。これに中国のネットでも大きな注目を集め、「感動した」とするコメントが殺到した。

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さらに、過激組織「イスラム国」が1日に公開した後藤さんとみられる男性の殺害映像は多くの人に衝撃を与え、ネットには殺害の生々しい写真や映像が多く掲載されている。一方で、後藤さんが取材していた時の姿や笑顔の写真を広めようと呼びかける運動が起き、中国のネットユーザーも注目している。

中国のネットユーザーは、「日本のネットで、『殺害の写真ではなく、後藤さんの笑顔を広めよう』との呼びかけがあり、多くの人が賛同している。すでに関連のツイートは3万回近く転載され、投稿されたコメントの中には、『10年後、人々が後藤さんについて語るとき、“殺害された人”ではなく、“世界の紛争地域を伝え、現地の人たちを助けようと奮闘した人”と記憶してほしい』といった声も見られた」と紹介している。（翻訳・編集/内山）