破れた靴底で反「イスラム国」運動、イラクの芸術家が制作―ロシアメディア

Record China    2015年2月3日(火) 8時50分

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2日、ロシアニュース専門局・ロシアトゥデイは、イラクの芸術家が過激派組織「イスラム国」の思想的吸引力を打ち消すことを目的として、破れた靴底で「イスラム国」戦闘員の顔をイメージした作品を制作したと伝えた。写真はイスラム国事件の報道を見る日本人。

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2015年2月2日、ロシアニュース専門局・ロシアトゥデイは、イラクの芸術家が過激派組織「イスラム国」の思想的吸引力を打ち消すことを目的として、破れた靴底で「イスラム国」戦闘員の顔をイメージした作品を制作したと伝えた。

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多くの専門家が「イスラム国」に打撃を与える最良の方法は、その思想的な吸引力を失わせることにある、と指摘している。「靴底顔」の作者はイラクで建築技術者として働くKhreefさん(35)。古い靴底を顔に、壊れたファスナーを口に見立て、古いベルトで女性のスカーフを、クズ鉄で飛び出た目を作り、過激派の悪行と血に飢えた本性を表現した。中東文化では靴底が侮蔑の意を表しており、「靴底で作った顔」は大きな侮辱にあたる。

Khreefさんは「壊れた廃物を使用することで、過激派の病的で血に飢えた本性を表現できていると思う。これで過激派をイラクから追い出すことはできないとわかっているが、テロリストたちの残虐さと醜さを世間にわかって欲しい」と述べた。(翻訳・編集/谷)

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