後藤健二さんの妻「夫を誇りに思う」、英語で声明を発表=「泣きたい時には人前で泣いてほしい」「健二は本当のジャーナリスト」―海外ネット

Record China    2015年2月3日(火) 12時17分

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2日、過激派組織「イスラム国」に拘束され、殺害されたとみられるフリージャーナリストの後藤健二さんの妻が、英国に拠点のあるフリージャーナリスト支援団体「ロリー・ペック財団」を通じて英語で声明を発表した。資料写真。

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2015年2月2日、過激派組織「イスラム国」に拘束され、殺害されたとみられるフリージャーナリストの後藤健二さんの妻が、英国に拠点のあるフリージャーナリスト支援団体「ロリー・ペック財団」を通じて英語で声明を発表した。米メディアが伝えた。

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AP通信によると、イスラム国に拘束され、殺害されたとみられる後藤健二さんの妻が1日、フリージャーナリスト支援団体「ロリー・ペック財団」を通じて声明を発表した。英語で書かれた声明の中で後藤さんの妻は、「イラクやソマリア、シリアなどの紛争地帯の人々の苦難を報道した夫をとても誇りに思う」と述べ、後藤さんは「一般の人々、特に子供の目線を通じて戦争の悲劇を伝えることに情熱を注いだ」と綴っていると報じている。この報道に、海外から哀悼のコメントが寄せられている。

「人間がなぜこんなに残虐になれるのか分からない。殺害された家族が経験した悪夢がどんなものか想像することもできない」

「どうか気持ちを強く持ってほしい」

「健二、安らかに眠ってください。あなたの精神はどんな暗闇の中でも輝いている」

「私たちシリア人は、このニュースに心を痛めている。健二は私たちの暗闇の人生の中に、たくさんのものを差し出してくれた。私たちは決して彼を忘れない。そして、私たちの心はいつもあなたと娘さんたちのそばにいる」

「ご冥福をお祈りします。彼は本当に心の優しい人だったことがわかる」

「健二はほとんどの人が一生かかることを短い生涯の中で成し遂げたんだ。私たちにより良く生きることについて考えさせてくれた」

「泣きたい時にはいつでも人前で泣いてほしい。あなたとその家族に、心から哀悼の気持ちを捧げる。健二は本当のジャーナリストだ」(翻訳・編集/蘆田)

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