2015年2月3日、ロイター通信など欧米メディアの報道によると、過激派組織「イスラム国」に拘束されていたヨルダン空軍のパイロットが殺害されたとみられる映像がインターネットに公開された。

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ロイター通信など複数の欧米メディアの報道によると、イスラム国は3日、拘束していたヨルダン空軍のパイロットのモアズ・カサスベ中尉を焼殺したとする映像をインターネットに公開した。公開された映像の信ぴょう性はまだ確認されていないが、映像の中でカサスベ中尉とみられる男性が檻の中でうなだれて立っており、覆面をした兵士の1人が男性の衣服に火を付ける様子などが映っているという。この報道を受けて、米オバマ大統領は記者団に対して、映像の信ぴょう性が確認されれば、イスラム国の凶暴さと残忍さを新たに示すものであると述べたと伝えている。（翻訳・編集/蘆田）