ヨルダンがサジダ・リシャウィ死刑囚への刑執行へ、イスラム国の対応協議のため訪米中のアブドラ国王は日程を切り上げ帰国―海外メディア

Record China    2015年2月4日(水) 7時22分

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3日、ロイター通信など複数の海外メディアの報道によると、ヨルダン政府は、過激派組織「イスラム国」から人質との交換として釈放を求められていたサジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行することを明らかにした。

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2015年2月3日、ロイター通信など複数の海外メディアの報道によると、ヨルダン政府は、過激派組織「イスラム国」から人質との交換として釈放を求められていたサジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行することを明らかにした。

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ロイター通信は3日、ヨルダン政府がサジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行することを明らかにしたと報じた。当局の関係筋が明らかにした。過激派組織「イスラム国」は同日、拘束していたヨルダン空軍のパイロット、モアズ・カサスベ中尉が殺害されたとみられる映像をインターネットに公開した。イスラム国は当初、拘束していた日本人の後藤健二さんの解放と交換に、ヨルダン政府が収監しているリシャウィ死刑囚の釈放を求めていた。

その後、ヨルダン政府はリシャウィ死刑囚を釈放する条件として、カサスベ中尉の解放を求めていた。イスラム国は後藤さんを殺害したとする映像を先月31日に公開し、3日にカサスベ中尉を殺害したとする映像を公開した。また、AFP通信の報道によると、イスラム国への対応などを協議するため、訪米していたヨルダンのアブドラ国王は3日、日程を切り上げて帰国すると伝えている。(翻訳・編集/蘆田)

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