韓国の若者に「遠洋漁業は危険」の認識強まる、海難事故多発で成り手不足―韓国メディア

Record China    2015年2月5日(木) 19時34分

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3日、海難事故が多発する韓国で、遠洋漁業が危険な仕事だという認識が若者の間で強まっている。資料写真。

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2015年2月3日、中国新聞社によると、韓国メディアは、海難事故が多発する韓国で、遠洋漁業が危険な仕事だという認識が若者の間で強まっていると報じた。

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韓国遠洋産業協会によると、船員養成を行う6大学と8高校の卒業生の多くが、就職先に漁船ではなく商船を選択している。

韓国海洋大学校のチョン・ヨンウ教授は、船内暴動で韓国人船員が殺害された1996年のペスカマー号事件、2006年のソマリア海賊による韓国船乗っ取り、昨年の501オリョン号沈没など海難事故が相次いで発生したことで、遠洋漁業が危険な仕事だという認識が若者の間で強まっていると指摘。「高校や大学は船員養成をすでに放棄しているようだ」と述べた。

遠洋産業協会は先月26日、緊急労使会議を開催したが、「人手不足の解決が急務。外国人幹部の採用も検討」とする使用者側に対し、労働者側は「船員の待遇を改善しない限り、若者はこの道に入ろうとはしない」などと意見が対立している。(翻訳・編集/柳川)

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