「イスラム国」の欧米人拉致計画が明らかに、人質拘束で得た身代金で国境警備員買収も―米メディア

Record China    2015年2月9日(月) 10時44分

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9日、中国・京華時報によると、米CNNは、中東の治安筋の話として、過激組織「イスラム国」の勢力が昨年半ば以降に、欧米人らを拉致しシリア内へ連れ去る計画を作成していたことが明らかになったと報じた。写真は「イスラム国」の戦闘員。

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2015年2月9日、中国・京華時報によると、米CNNは、中東の治安筋の話として、過激組織「イスラム国」のある勢力が昨年半ば以降に、欧米人らを拉致しシリア内へ連れ去る計画を作成していたことが明らかになったと報じた。

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レバノンやヨルダンといった隣接国で欧米人を拉致し、それら人質を運び入れるため、以前の人質拘束で得た身代金を使い、「イスラム国」の主張に同調する国境警備員を買収している可能性があるという。

米国の軍事アナリスト、マイク・ロジャース氏は、シリアからレバノンやヨルダンへ逃れる難民は多く、テロリストが国境で紛れ込むことも可能だと指摘する。難民キャンプで働く援助スタッフが標的になる可能性もあるという。

シリアの米大使館の武官だったある人物は、ヨルダン北部には多数の「イスラム国」支持者がいるとした上で、「シリアとの国境の警備態勢は極めて貧弱だ」と話す。

また別のテロリストグループが、拉致した欧米人を「イスラム国」に売り付けるという見方もある。(翻訳・編集/柳川)

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