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2007年7月、新疆ウイグル自治区トルファン地区東部で44頭もの大規模なフタコブラクダの群れが観察された。野生のフタコブラクダは世界に800頭しか生息していない貴重な絶滅危惧種。
2007年7月24日、新疆ウイグル自治区トルファン地区東部で44頭もの大規模なフタコブラクダの群れが観察された。
2002年、野生のフタコブラクダは国際自然保護連合(IUCN)発行のレッドデータリストに絶滅危惧種として掲載された。その数はジャイアントパンダよりも少なく、世界中でわずかに800頭しかいないと見られている。そのうち半数が新疆ウイグル自治区のタリム盆地と阿爾金山に集中していると考えられてきた。
今回の群れの発見はタリム盆地だけではなく、トルファン地区の東部にも野生のフタコブラクダが多数生息している可能性を示すものとして注目を集めている。(翻訳・編集/KT)
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