サムスン日本法人が本社ビル売却、日本各地の支店も整理=コストを削減―中国メディア

Record China    2015年2月10日(火) 7時24分

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9日、中国メディアはサムスン日本法人が六本木にある本社ビルの売却を検討していると伝えた。移転先は飯田橋で、目的はコスト削減とみられる。資料写真。

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2015年2月9日、中国メディア・騰訊はサムスン日本法人が六本木にある本社ビルの売却を検討していると伝えた。移転先は飯田橋で、目的はコスト削減とみられる。

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移転は3月末に予定されており、同時に日本各地にあるサムスンの支店も整理する。現在の本社所在地である六本木はグーグルやヤフーなどの国際的企業が本社を構えている。そのため近年は賃貸料が高騰しており、サムスンは飯田橋へ移転することになった。

サムスンは03年に日本進出50周年記念し、現在の六本木の社屋に移転。当時はこれを機にソニーやパナソニックなどから技術者を呼び込みたいと意気込んでいた。しかしシャープや東芝といった日本企業との激しい競争にさらされ、サムスン日本法人の業績は芳しくない。

07年の調査では、サムスンは日本のテレビ市場においてシェアわずか0.1%。のちにサムスンはテレビ市場からの撤退を決めた。スマートフォン市場においてさえ昨年11月時点で日本市場でのシェアが6%と低迷しており、アップル、ソニー、富士通、シャープの後塵を拝している。(翻訳・編集/谷)

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